月別アーカイブ: 2011年9月

Windows XP-modeでログオンするユーザを変更する

 Windows XP-modeをセットアップするとデフォルトで「XPMuser」というユーザが使われる。
 共有フォルダやサーバへのアクセスでユーザ別に権限を設定している場合には「XPMuser」では困ることがある。
 しかし、このログオンするユーザを別のユーザに変更しようとすると「資格が無い」といった内容の警告が出て変更できない。これを変更するには下記の手順で設定する。

  • 通常通りにファイルをダウンロードしてセットアップするが、その時に途中で「資格情報を記憶する」にデフォルトで入っているチェックを外してセットアップを完了させる。
  • (セットアップ後であればXP-modeの設定画面のログオン資格情報のところで「保存された資格情報を削除する」ボタンを押して削除する。)
  • セットアップ後に起動してきたら「コンピュータの管理」からユーザを作成し権限をAdministratorsにする。
  • 「ファイル名を指定して実行」に”control userpasswords2″と入れて自動起動の設定画面を立ち上げる。
  • 追加押して先ほど作ったユーザを一覧に追加する。(追加前は「XPMuser」だけがあるはず)
  • その後、ログオフして「×」を押して休止状態にする。
  • Windows XP-mode をもう一度起動する。
  • 「Windows セキュリティ」の画面が立ち上がり「XPMuser」のパスワード入力が出てくるが、下側の「別のアカウントを使用」を選ぶ。
  • 「資格情報を記憶する」にチェックを入れた上で先ほど新たに作成したユーザとしてログインする。
  • スタートメニュー上部に表示されるユーザ名で設定したユーザとしてログインできているか確認する。
  • 次からは自動で新しいユーザでログオンされる。