月別アーカイブ: 2007年11月

「アクティブ化して使用するにはクリック」が無くなる

Microsoftは米国時間11月12日に「Internet Explorer」を使用してコントロールが組み込まれた一部のインタラクティブなウェブサイトを閲覧する場合に、今後は「アクティブ化のためにはクリック」する動作が不要になると発表した。
具体的にはFlashなどのメニューなどで、一度クリックしてFlashが動作開始(アクティブ化)し、2度目のクリックでメニューとして動作するということが起こっていた。
多くのクリエーターが苦労して対策していたために、自作のページでこのようなシステムを使っていなかった人は気がつかなかったかもしれない。
MicrosoftがこれまでHTMLにコントロールが組み込まれたインタラクティブなウェブページを閲覧する場合に「アクティブ化のためにクリックする」仕様にしておいた理由は、特許権の侵害を回避するためだった。
いろいろな手段を使って「アクティブ化して使用するにはクリック」を自動的に回避する方法を独自に利用してきたページ作成者は、若干の修正が必要になるかもしれない。
なんとも報われない努力を何度も強いる会社だこと(^^;
実際には12月にコンポーネントが公開され、WindowsUpdateで配信されるのは来春の4月ごろになるらしい。

IE7がイントラネットをインターネットと間違える

Internet Explorer 7 でイントラネットに接続している時にステータスバーのセキュリティ設定を表す表示が「インターネット」となっていることに気がついた人もいると思う。
私も以前から気がついていたのだが問題を起こす原因にはなっていなかったため、問題点としては見落としていた。
イントラネットをインターネットと間違えて判断している。
IE7がこの間違った判断を行っているために警告が出て処理が出来なくなる時がある。
色々試したところ、そのサイトを信頼するサイトとして登録するか、イントラネットの判断を自動ではなく設定することで回避できることがわかった。
しかし、なぜ判断を間違えるのかを調べていったところMicrosoftの技術情報でひっそりと問題を公開していることがわかった。
大きな問題のはずなのだが、問題が起こるような企業ではIE7を使っていないため、問題が表面化していないのだろう。
いつものことなのだがMicrosoftらしい対応だ。
以下はMicrosoftのサポートオンラインの情報です。
Internet Explorer 7 は、イントラネット Web サイトをインターネット Web サイトとして間違って認識します。