月別アーカイブ: 2006年3月

Winny駆除ソフト

削除ソフト・流出経路の調査…脚光浴びるウィニー対策

トレンドマイクロで売っているウイルスバスター コーポレートエディション アドバンスで利用可能らしいが、うまい商売だと思う。
ウイルスの駆除技術を持っている会社なら即時に駆除ツールを開発できることだろう。
さて、これを買う官庁や自治体の顔を見てみたいものである。

トレンドマイクロでWinnyについて書いている文章はこう始まっている。
「P2P技術を用いた国産のファイル交換ソフトウェアです。
Winnyのプログラム自体は違法ではありませんが、Winnyユーザで構成されるネットワークには、配布が認められていない商用アプリケーションプログラムや、映画を撮影した動画や音楽データ、個人情報や画像などがファイル共有されています。
これらのファイルはWinnyを使うと誰でも入手可能な状態になっている為、著作権侵害行為(著作権法違反)が問題になっています。」

包丁が無ければ料理はできないし、ペンを使わないと文章は残せない。
でも、どれも使い方を誤れば恐ろしいことが出来てしまうところが怖いんですよね。

このレベルの低さ(^^;

情報流出「Winnyは関係ない」開発者が裁判で主張
Winnyで何をしていたかを曖昧にしたまま、Winnyの作者に責任の追及している。
こんなことを言っていたら、パソコンを作っている会社もNTTも責任を問わなくてはならないのではないのかな。
責任の所在を明確に出来ないから弱い者へ責任を転嫁しようとしていいいのか。

またまたWinny

情報流出で警察庁、ウィニー使用禁止などの緊急対策
ウィニーの使用禁止・・・でも何にウィニーを使っていたかには触れていないですね。
あくまでウイルスの被害というスタンスを崩さないつもりなんだろうか。
「Winny」「ウイルス」「流出」で最近のニュースを検索した結果だが、これに含まれない記事も多数ある。
とりあえず検索結果の40件ほどの中から重複しているものを除いてみた。
患者情報延べ2800人分流出
愛媛県警でウィニーで情報流出
岡山県警の捜査資料、1500人分がネット上に流出
陸自でも情報流出、複数隊員の私用パソコンから
海自情報流出、「秘」扱い文書や艦のコールサインも
航空自衛隊でも個人情報流出
児童ら700人の個人情報流出、教諭のパソコンから(宮城)
教諭PCから児童情報700人分流出、またウィニー
海自情報流出、さらに4件を確認
海自データ流出 「ウイルスソフトで慢心」
東京地裁も情報流出…私物パソコンから競売文書
広島の病院、ネットにデータ流出…患者43人の実名や認知症の症状など
県議口利き「2ちゃんねる」流出
筑波大病院が患者41人の情報流出
空港暗証番号が流出
原発情報 ネット流出
NTT西の顧客・社員名簿流出、社員の私用パソコンで
ウイルス被害をトータル補償、ニッセイ同和損保が発売
こんな保険まで出てきているが、いかに世間が今回の問題の本質をわかっていないのかがわかる。
新聞などのメディアが、流出させたパソコンの持ち主が何をやっていたかを追及しないかぎり、このような勘違いは続くのだろう。

Internet Explorer 7 Beta 2

Windows XP Service Pack 2 用 Internet Explorer 7 Beta 2 が出た。
現在は英語版のみだがインストールしてみた。
いくつか既知のバグがあるようだが、使った感じはいい出来に思える。
仕事で使っているWebアプリケーションも問題なく動くようだ。
タブに対応したので、わざわざタブブラウザを入れて使う必要もなくなった。
設定メニューもすべて英語なので細かな設定では悩みながらとなるが、日本語版が出ればほとんど同じ感覚で使えそうである。
一点だけ不具合のように思えるのはWindowsUpdateがうまく動かないように感じること。
まだ使い初めで、Porxy認証の環境だけの問題なのかもしれないのだが、自動更新にしていると途中で進まなくなるようだ。
自動更新をオフにするか通知のみにしていると普通に動いているようだ。
もう少し様子を見なくては。

またWinny

陸自でも情報流出、複数隊員の私用パソコンから
またまたWinnyによる情報流出。それも陸自だけで4件目。
今回も違法コピーなどの問題は有耶無耶で終わるんでしょうね。
そもそも業務で使うPCに業務で使う以外のソフトを入れていることも問題であり、業務で使うPCに業務で使わないソフトが入っているということは、仕事をしないで遊んでいるということではないんですか?
そういう人の給料が私達の税金でまかなわれていることに怒りを感じます。