月別アーカイブ: 2006年2月

PCで携帯専用ページを見る

thm4_45
オープンウェーブデベロッパネットワーク (ODN)ここで配布している「OpenwaveR SDK」は、本来は携帯用のコンテンツのチェック用に開発されたのだろうが、携帯専用ページのブラウジングに使えるツールである。
携帯用のコンテンツを作成している方には、表示の確認などに便利なツールだろう。
デフォルトで持っているシミュレーターは「Casio A5401ACA」の一種類である。
あるいは、携帯用のコンテンツで各種のファイルのダウンロードを目的とするなら「ぶら」というツールもある。
「ぶら」では携帯からのアクセスであるように見せるため「HTTP Requestヘッダ情報」を設定できる。その内容についてはAUのページを参考にするといいだろう。
上の画像はBBSの携帯用URLにアクセスしてみた画面です。(日本語には対応していないので実際には日本語での投稿はできません)

君が代

24才の荒川静香は表彰式の台の上で国旗に対して君が代を歌っていた。
アップになった口元は、確かに君が代を口ずさんでいた。
長野オリンピックでは不幸にして金メダルを受賞したがために表彰台に上がり、着帽のままで世界中から顰蹙(ひんしゅく)を買った女子選手がいた。
この差はいったいなんなのだろう。
半世紀近くにおよぶ偏った教育の結果であるのは間違いないのだが、教育した側もされた側も何の疑問も持っていないところが恐ろしい。
年寄り連中にとって国旗や国歌が戦争のイメージに結びつくというのは理解が出来る。お国のために死ねという教育を受けてきたのだから当然の拒否反応だろう。偏った思想を植え付けられた不幸な年代なのだから。
しかし国旗や国歌イコール戦争という教育もまた、そういう偏った考え方を押し付けたのと同じに、偏った教育であることに誰も気がついていないのである。
私は日の丸も君が代も好きである。
荒川静香が口ずさむのを見ながら目頭が熱くなった側の人なのである。

領域確保で8MBの残り

Windows2000やWindowsXPでハードディスクの領域を確保する時に、全領域を指定したはずなのに8MB(大きさが違う場合もあるが、ほとんどが8MB)の残りが発生します。
これはOSがベーシックディスクからダイナミックディスクへアップグレードするためのワークエリアとして確保するものです。
以前から気が付いていたのですが「作業領域に使うためだろう」程度に考えていました。
やっと調べてみる気になって、調べたら「やっぱり」という結果。でもスッキリしました(笑)
全然詳しく説明してくれていないですが、メーカーの説明は以下を参照してください。
セットアップはダイナミック ディスクにアップグレードするためにディスク領域を確保する

またも公務員が個人情報を流出させた

WinnyはP2Pのファイル共有ソフトだが、多くの場合違法なファイルを流通させるのに用いられている。
著作権のある音楽ファイルや映像などである。
ファイル共有の技術や行為自体は違法ではないのだが、私の知る限り、ほとんど全部の人が違法な事のために使っている。
今回の刑務所の内部文書の流出のウイルスはAntinny系のものだろうが、Winnyの共有を利用して感染を拡大しようとするものである。ネットワーク共有を経由して感染し、PC内のファイルを外部に送ろうとするのだ。
「ウイルスに感染してファイルが漏洩」というと被害者のようにも聞こえるが、「違法なことをやっていたためにウイルスに感染」ということになると話はまったく違うように思うのだが、どうだろうか?
今回の事件の当事者がどんな目的でWinnyを使っていたかも追求してほしいものである。
これまでにも度々このソフトを入れていたパソコンから個人情報が漏洩した事件が起こっているが、著作権がらみで検挙したということは聞いたことが無い。タイムリーで話題性のある「個人情報」がらみの事件として扱われている。
各紙の記事の中では「内部文書を持ち出すのは禁止されている。」となっているが、「違法なファイル共有」はやってもいいのだろうか?
これまでの事件の関係者の方々に答えていただきたい。

パスワード

Windows XP Home Editionで「Administrator」というユーザー名の管理者アカウントにパスワードを設定しない利用者が相次いでいる。」という記事が某コンピュータ情報の相当古い記事にあったが、Professional Editionでも同様なのをご存知だろうか?
Administratorという管理ユーザーは、ビルトインアカウントというデフォルトでシステムが用意するアカウントで、最高位の管理権限を持つ。
Homeではインストール時にAdministratorのパスワード設定画面が出てこないので、パスワードを設定しないユーザーが多いというのがその記事だ。
Professional Editionでは初期設定時に設定画面は出てくるが、「わかんない」と言ってパスワードを空白のまま「次へ」を押すユーザーが多いのである。
管理権限を持つユーザーがパスワード無しでログオンできる状況では、いくらユーザーのパスワードを設定したところで意味はまったく無い。
ネットワーク経由で拡散するコンピュータウイルスはAdministratorのアカウントで空白のパスワードや1111,1234,abcd,…などの単純なパスワードを使って入り込もうとする。
あるいは悪意を持ったユーザーがコンピュータを立ち上げ、中のデータを盗むことなど簡単なことである。
この記事を読んだなら、ぜひ自分のPCのパスワードを確認してみてはいかがだろう。

インターネットのいい加減な部分。。。

仕事柄パソコンの症状やエラーメッセージなどを検索する。
そういったときに目に付くのがパソコンの相談ページなどでのいいかげんなやり取り。
「unknown hard error が出た」の相談に「レジストリが壊れている」とか、「アプリケーションが壊れている」などのアドバイスをしていたりするものを数多く目にする。
私達は「unknown hard error」であれば当然ハードウエアを第一に疑う。
保守契約しているマシンならサービスに連絡しハードウエアの修理依頼。個人のマシンなら、ハードの故障の可能性が高いが、とりあえずリカバリしてハードの故障かを切り分けをし、ハードウエアも出来るだけ故障部位を切り分けする。(保守契約を結んでいない個人だと、修理見積りだけで費用が発生する場合が多いからである)
時間的に余裕があるときなら、同程度の仕様のメモリやHDDなどを載せ替えて起動試験を行い、故障部位の特定を行うことも多い。
はじめからソフトウエアのトラブルの可能性を考えることは無い。
そういったページに相談した人は「パソコンに詳しい人に相談した」と思っているのだろうけれど、それが間違っていることには気が付かないでいるのだろう。
私のページの説明の中にも間違いは有るのかもしれないが、私は常に実機でテストを行ってから記事を書いている。仕事柄、仕事で実証試験を行った結果をここに書いていることも多い。
私のこのページも含めて、個人ページの情報は疑ってかかるべきだろう。私も他の個人ページは疑って見るようにしている。あくまでも未確認情報の中のひとつとしてしか見ない。企業からの情報と違って複数の人のチェックを通ったものではないからである。
このインターネット上には情報があふれているが、嘘や間違いも数多くある。インターネット上の情報はそういった前提で使うべきものだと思う。