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ロードスターとカヤックの共通点

いよいよ夏到来か!とまではいかないが、ようやく暑くなってきました。
気温は高くは無いものの日差しが夏っぽくなってきたというのが正確かもしれない。

先日の土曜にはカヤックで小樽の塩谷沖に出てさわやかな風の中を快漕してきました。青の洞窟は最近有名になってきたが、実はそこの周辺の景色もすばらしいのですよ。昨年の夏に家族で塩谷に海水浴に行って、妻と二人で抜け出して途中まで行って見つけた風景がその近くにあります。
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塩谷港の防波堤から東へ向かい、少し狭い岩場を抜けた瞬間に広がる海原の向こうに壁のようにそびえる岩。その下には小さな穴があり窓岩と呼ばれています。夏場にオタモイ海岸の駐車場から夕日を眺めると夕日の赤い色が窓に差し込んで赤い光が漏れる風景はすばらしいです。塩谷からだとその逆に見る格好だが、距離が近いので圧巻の迫力なのだ。目的の青の洞窟はその断崖の影にあります。

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岩壁が侵食されて出来た窓岩の窓と同じ種類の洞窟なのだですが、二つの洞窟が中で繋がっており、日差しが差し込むことで水が青く見えるそうです。今回は塩谷海水浴場の清掃が昼まであり、午後になってしまったので日陰になってしまいました。それでも多少は青く見えます。

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遊覧船のお客さんは6千円も払って青くない洞窟を見せられたら怒るのかな?それとも周囲の景色の雄大さに誤魔化されて満足した気になるのだろうか。
どうもあの品の無い遊覧船や鮨詰めになったモータボートはいただけない。あれを見ただけで乗る気は失せる。やはりカヌーかカヤックですよ。ヨットもいいけどあの中には入れない。カヤックで海面近い目線で自力で漕いで見る景色はとてもではないが比べられるものではないです。

これがそのルート。往復5キロほどなので、一生懸命に漕げば1時間ほどですね。今回は行きは50分程度。帰りは測りませんでした。寄り道もしたし。

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ここでロードスターに話にいくのですが、オープンカーってオープンの状態が正しい姿で、幌やハードトップは雨や雪などの避けられない悪条件のときに使うだけなんです。雨のときの傘のようなもの。ちょっとした小雨程度ならオープンで走るロードスター乗りが正しいのです。私はプライベートで歩くときは基本は傘を差さないです。ネクタイ姿だと傘を使いますが、普段着だと帽子を被ってしのげる程度ならそのままです。

よく晴れてても幌を被ったままのを見ますが、あれは良さを良さと感じない、ロードスター乗りとしては失格だと私は思って見ています。はっきりそう書いているブロガーもいますよ。

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ロードスターとカヤックはそんなオープンなところが似ています。はっきり言ってどちらも夏は暑いです。日差しを直に浴びますから。オープンカーで真夏の信号待ちは想像しただけで怖い。カヤックも真夏でも断熱性のいいライジャケを着てますから暑いです。まあロードスターの信号待ちよりはいいです。水があるのでその気になれば水冷もできる(笑)

でもね。どちらも大きな屋根付きの箱の中に居るよりも絶対に気持ちがいいんです。それは暑いとか疲れるとかいうマイナス面が気にならないくらいに気持ちがいい。
そんなわけでロードスターとカヤックは似ていて好きなのです。