Administrator

パソコンとは当然のことながらパーソナルコンピュータの略。もっともMacintosh、IBM PC/AT互換機など、個人が所有できるコンピュータのことを総称して「パソコン」と呼ぶという意見もあるが、個人で所有しているものならば当然「私的な」「個人の」コンピュータだろう。
当然、自分のものだから自分で管理するのは当たり前である。
Administrator(アドミニストレーター)という言葉をご存知だろうか。コンピュータ用語では管理者または管理権限を持つユーザを呼ぶ総称である。
通常のWindowsXPでは、作成されたユーザは特に設定しない限り管理権限を持つ。
つまりそのパソコンの使用者=管理者である。
どうしてこんな話になったかというと、最近は「猿でも使える」のごとく猿以下そのもののユーザが多いのである。
そういった輩は当然管理権限など放棄している。
使っているソフトのバージョンどころか名称さえも知らない事が多いし、自分も知らないスパイウエア等のマルウエアを当然のごとくインストールしている。
英語のエラー画面を目にして「文字化けしてるんですが」というユーザは多いが、日本語のメッセージさえも読めないユーザがパソコンを所有するのは、地雷原を前も見ずに歩き回っているようなものだ。
インターネットが危険なものだと言う気は無いが、危険な面もあるし、当然悪人も一般社会と同じに存在する。
そんなユーザーが増えているのだから、前にも書いたWinFixerどころの騒ぎではなく、聞いたことも無いようなスパイウエアやウイルスを満載する結果となるのも当然だ。
私が知っている最悪のケースは2万以上のウイルスファイルが動いているパソコンだったが、「動かなくなって買い換えた」というパソコンにはもっと多いのもいるのかもしれない。
自分の持つ道具を維持管理する気が無いのなら持たないことである。