インターネットのいい加減な部分。。。

仕事柄パソコンの症状やエラーメッセージなどを検索する。
そういったときに目に付くのがパソコンの相談ページなどでのいいかげんなやり取り。
「unknown hard error が出た」の相談に「レジストリが壊れている」とか、「アプリケーションが壊れている」などのアドバイスをしていたりするものを数多く目にする。
私達は「unknown hard error」であれば当然ハードウエアを第一に疑う。
保守契約しているマシンならサービスに連絡しハードウエアの修理依頼。個人のマシンなら、ハードの故障の可能性が高いが、とりあえずリカバリしてハードの故障かを切り分けをし、ハードウエアも出来るだけ故障部位を切り分けする。(保守契約を結んでいない個人だと、修理見積りだけで費用が発生する場合が多いからである)
時間的に余裕があるときなら、同程度の仕様のメモリやHDDなどを載せ替えて起動試験を行い、故障部位の特定を行うことも多い。
はじめからソフトウエアのトラブルの可能性を考えることは無い。
そういったページに相談した人は「パソコンに詳しい人に相談した」と思っているのだろうけれど、それが間違っていることには気が付かないでいるのだろう。
私のページの説明の中にも間違いは有るのかもしれないが、私は常に実機でテストを行ってから記事を書いている。仕事柄、仕事で実証試験を行った結果をここに書いていることも多い。
私のこのページも含めて、個人ページの情報は疑ってかかるべきだろう。私も他の個人ページは疑って見るようにしている。あくまでも未確認情報の中のひとつとしてしか見ない。企業からの情報と違って複数の人のチェックを通ったものではないからである。
このインターネット上には情報があふれているが、嘘や間違いも数多くある。インターネット上の情報はそういった前提で使うべきものだと思う。