「アクティブ化して使用するにはクリック」が無くなる

Microsoftは米国時間11月12日に「Internet Explorer」を使用してコントロールが組み込まれた一部のインタラクティブなウェブサイトを閲覧する場合に、今後は「アクティブ化のためにはクリック」する動作が不要になると発表した。
具体的にはFlashなどのメニューなどで、一度クリックしてFlashが動作開始(アクティブ化)し、2度目のクリックでメニューとして動作するということが起こっていた。
多くのクリエーターが苦労して対策していたために、自作のページでこのようなシステムを使っていなかった人は気がつかなかったかもしれない。
MicrosoftがこれまでHTMLにコントロールが組み込まれたインタラクティブなウェブページを閲覧する場合に「アクティブ化のためにクリックする」仕様にしておいた理由は、特許権の侵害を回避するためだった。
いろいろな手段を使って「アクティブ化して使用するにはクリック」を自動的に回避する方法を独自に利用してきたページ作成者は、若干の修正が必要になるかもしれない。
なんとも報われない努力を何度も強いる会社だこと(^^;
実際には12月にコンポーネントが公開され、WindowsUpdateで配信されるのは来春の4月ごろになるらしい。