鶏飯(けいはん)

21日土曜日にファイターズのファンフェスティバルに行ってきました。
朝9時頃に着いて1塁側の中間辺りに陣取って朝からケンタッキーを片手にビールでエンジョイしました。
ただ感じたのは、私のような俄かファンでは楽しみきれないですね。ファンクラブに入っているような気合の入ったファンだともっと楽しいと思います。
でも遠くに本物のダルビッシュや稲葉が見えて楽しかったです。初めて行った球場の雰囲気も新鮮でした。

そんな暴飲暴食の1日を過ごしてお腹が疲れていたので日曜日の夕食は鶏飯にすることにしました。


いつもは昼過ぎから準備するのですが、今回は午前中から仕込みです。昼に出かけて鰹の刺身などを仕入れてきました。

我が家の鶏飯はかなり前にテレビで見て作ってみたのが始まりです。
オリジナルは醤油ベースの味付けだったと思います。我が家では塩味であっさりと仕上げます。親戚の間では「ジジの鶏飯」として好評です。
私なりにアレンジし続けてそろそろ完成形かなというところまで来ました。
ご飯の代わりにお餅でも美味しいですよ。今年の正月に雑煮の代わりにやってみたら好評で、娘曰く「新しい我が家の味」だそうです(^^)v

元々は沖縄地方に薩摩あたりの役人が来た時に、庭先を走っている鶏を料理して出したのが始まりのようです。薩摩の役人は鶏が好きだったということらしいです。

材料:丸鶏(約1kg)、液体昆布だし、塩、酒、みりん、薬味(お好みで)

  1. 真空なべ(直径20センチ、高さ20センチ程度)の内鍋に丸鶏を入れて水を張り中火で沸騰寸前まで持っていく。沸騰させるとスープが濁るし雑味が出るので注意してください。普通の鍋だと煮続ける時の火加減が難しいかもしれません。
  2. そのまま沸騰しないように30分程度煮る。この時にアクをこまめに取るとスープが濁りません。
  3. 真空なべにセットして3~4時間放置する。
  4. 鶏を取り出して放置する。
  5. なべの中のスープに液体の昆布だしを大さじ2杯程度と酒とみりん少々を入れ塩で味を調える。多かったら小鍋にとって量を調整してください。余ったスープは次の日に塩ラーメンスープに使えます。うちでは次の日は決まって塩ラーメンです。
  6. 鶏をばらし指の先で肉の繊維にそって出来るだけ細くむしり取る。この時に細かくほぐすほど美味しいのです。これも余ったら塩ラーメンのトッピングに使います。

レシピのページを検索するとガラスープや鶏がらを使うものが多いですが、丸鶏でとったスープは格別です。肉屋さんにお願いすると意外に安く手に入りますよ。私が仕入れている肉屋はブラジル産の1キロのもので550円です。

【食べる時】
食卓に土鍋で暖めたスープを置き、その周囲にほぐした鶏肉と薬味を小分けして置きます。(土鍋だと冷めにくいです)
炊き立てのご飯を小どんぶりに軽く盛り、その上に鶏肉と薬味を少しづつ載せて調味したスープをかけてながらスプーンやレンゲで食べます。

【薬味の例】
○真空パックで売っているビビンバ
○塩昆布
○鰹の刺身を醤油2酒1程度で1時間経度漬け込んだもの
○その他試してみてください。「鶏飯 レシピ」で検索するといろいろと引っかかります。錦糸卵、ねぎ、甘辛く煮たしいたけとかあるようです。