標準のブラウザ

Windows7ではInternetExplorerを使うか使わないかの設定が出来るようになった。おそらく普通に(普通という言い方は嫌いなのだが)インターネットで遊んでいる分には、ブラウザが何であろうと大きな違いは無いだろう。あるとすればアップデートしてない古いものを使っていてウイルスなどの攻撃を受けるくらいのことだ。
ではなぜこんな話題を持ち出したか。
Webシステムを使って何かを行う時に、そのシステムでサポートされているブラウザが問題になる時がある。
世の中全体を相手に大金をかけて開発するなら、すべてのブラウザで動くシステムも可能ではあるだろう。しかし社内用あるいは限られたユーザの中で使うことを想定したシステムの場合、InternetExplorer(IE)を標準と考えて開発することは当然である。
なぜなら世の中で一番シェアが大きいブラウザであり、Windowsを使っていればIEが入っていないものはないためだ。
わざわざそのシステムを使うためにFirefoxやOperaをダウンロードして使えという必要が無いからだ。
IEのシェアは60~70%、逆に言うと他のブラウザは全て集めても30~40%のシェアしか持っていないからだ。
わざわざ10%代のシェアのブラウザに対応させるために金をかけるのは無駄だからだ。
そんな世界の中でもわざわざFirefoxやOperaを使って「見えない」「動かない」と言ってくるアホウが後を絶たない。
「IEしかサポートしていない」と前提条件をつけているにもかかわらず。
腹の中では「遊びは他でやってくれ」と叫んでいるが「IEしかサポートしていません」と大人しく言っていることをわかってください。あまり我侭を言ってもシステムは動きませんよ。