何度も繰り返すな!

日高山系遭難 細心の注意あってこそ(北海道新聞 社説 8月20日)

また山の事故、というより記事にあるように今年は異常なまでの多さだ。
トムラウシの教訓は生かされていない。トムラウシ自体それまでの教訓を生かさなかったから起こったのだ。
教訓を生かさない者達はまた繰り返し遭難するのだろう。
死ぬ者は勝手に行くからいいのだが、捜索に出る者の危険や残された者の気持ちは大変なものだ。

このブログでも何度も書いているが「山は管理された公園ではない」牙をむくこともある「自然」が相手なのだ。
だからこそ「引く勇気」と「山は逃げない、また来れば良い」と思う余裕がない者は踏み入れてはいけない場所なのだ。

私が行くような低い山でも天候の急変や体調で何度か中断したことがある。どんな場所でも死ぬ危険はある。自然は万人に平等である。自分は例外という考え方は通らないのだ。