いずも型護衛艦

いずも型護衛艦といえばヘリ空母のことだが、5機のヘリコプターの発着を行う中途半端な空母だという目で私は見ていた。

ところが今日のロイター通信の記事に疑問を持ち調べてみたところ、昨年2017年末に防衛省が将来的にいずも型護衛艦で、ステルス戦闘機F-35Bの導入を検討していることを共同通信が報じていた。

短距離離陸と垂直着陸が可能なF-35Bを導入することで「ヘリ空母」を「空母」に仕立て上げようというわけだ。元々いずも型のエレベータはF-35Bの搭載が可能なサイズだったということで、甲板の補強や耐熱処理を行うことで「空母」に化けるわけだ。(F-35B搭載計画:Wikipedia

なし崩し的に、防御のための「自衛隊」を攻撃できる「軍隊」に仕立て上げる作業は静かに進められているわけだ。

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