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明日2月13日からIE7が配信される

明日2月13日からIE7(InternetExplorer7)がWindowsUpdateで配信されるようになるが、以前に記事に書いたイントラネットを正しく判別できないバグはまだ直っていない。
この件についてVista版のIE7用として出されているFixを入手して試してみたが、これでも直らないようだ。
microsoftのWindowsVistaヘルプのサイトにイントラネットを使うために必要な設定方法が紹介されている。
イントラネット セキュリティを使用するために、Internet Explorer で何か設定を行う必要がありますか。
当然のことだが「イントラネットに接続されていることが認識されない場合は、次の手順に従って・・・」という手順でうまくはいくのだが、その原因がバグだとは一言も書いていない。
唯一バグだと書いているページ
Internet Explorer 7 は、イントラネット Web サイトをインターネット Web サイトとして間違って認識します。

vistaで「管理者として実行」

vistaに古いソフトをインストール後に起動する時に「レジストリの登録に失敗・・・」などという表示が出ることがある。
私の場合には古いpaintshopとphotoshopがそれにあたる。
vistaではユーザ毎のセキュリティを保つために設定などの改変を防ぐ目的で管理者でなければ実行できない場合があるからだ。
それが果たして意味があるかはこの話題とは別の問題である。
この問題を回避するためには一時的あるいは常に「管理者として」プログラムを実行することが出来る。
一時的に行う場合
起動用のアイコンを右クリックしてメニューから「管理者として実行」を選択する。
常に行う場合
起動用のアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択し、「互換性」の中の「特権レベル」の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる。
初回の起動時にレジストリに修正を加えるだけなら一時的でもいいのだろうし、常に必要なものもあると思う。
どちらを選ぶかはプログラムによって違うのでいろいろ試してみること。
adobeでこのことについて説明しているページが有る。
Windows Vista 管理者権限でアプリケーションを実行する方法

アクティブ化して使用するにはクリック-その後

「アクティブ化して使用するにはクリック」を回避するプログラムが昨年12月末に公開された。
“クリックしてアクティブ化する” 動作を無効にするための Internet Explorer Automatic Component Activation (IE ACA) 更新プログラムについて(Microsoft)
Webサイトで「クリック」を回避するために工夫してきた人は試してみる必要があるかもしれない。
2008年4月には IE用の累積的な更新プログラム がリリースされて、すべてのIEユーザーに提供されるようになるからである。

vistaにリモートデスクトップ接続する

以前にWindows2000マシンからWindowsXPマシンにリモートデスクトップ接続して使うことを紹介したが、我が家のメインマシンがVistaになったのでWindows2000マシンからWindowsVistaマシンにリモートデスクトップ接続する必要が出来た。
とりあえずやってみようと思い、Vistaマシンでリモートデスクトップ接続の設定を行った。(基本的にはXPと変わりないがhttp://www.microsoft.com/japan/users/vista/0706/04.mspxを参考にして欲しい)
その後古いWindows2000マシンからXPへ接続するのと同じようにVistaマシンに接続できることを確認した。
後で調べたところリモート デスクトップ接続 (Terminal Services クライアント)は6.0へバージョンアップされており、セキュリティや他の機能面で強化されているらしいことがわかった。ただしXPsp2以降のOSにしか対応しておらず、私のような古いOSでは恩恵を受けることが出来ない。
http://support.microsoft.com/?kbid=925876
【追記】
2004年9月からXPのCDが無くてもダウンロードして使えるようになっていました。
Windows XP Remote Desktop Connection software [XPSP2 5.1.2600.2180] – 日本語

exe ファイルが実行できなくなった

Windows 2000/XP で何らかの原因で exe ファイルの関連付けを変更してしまった場合、一切のプログラムが起動しなくなります。
次の手順で回復させることは出来るのですが、おそらくコマンドプロンプト( cmd.exe )も exe なので実行できないはずです。
[スタート]-[ファイル名を指定し実行] から command を実行します。
次のコマンドを実行します。
C:>assoc .exe=exefile
C:>ftype exefile=”%1″ %*
そういった場合には windows の起動前に f8 キーを連打して「Windows 拡張オプション メニュー」を起動し、「セーフモードとコマンドプロンプト」を選択して起動する必要があります。
次に Administrator を含むユーザー名が表示されるので管理者権限(administrators)を持つユーザーでログインして上記のコマンド打ち込むことで回復します。
こんな状態になった人のPCを修復するためにいろいろと調べるうちにひとつの共通点が見えてきました。p2pソフトをインストールしていたことです。ソフトが悪さをしたのかマルウエアがやったのかは定かではないですが、そのPCにも確かに入っていてスパイウエアも多数見つかりました。
なぜマルウエアがこのようなことを行うのかについてはこちらを参照してください。
Windows におけるファイルの関連付けを悪用するマルウェア【アダ被】

IE7がイントラネットをインターネットと間違える

Internet Explorer 7 でイントラネットに接続している時にステータスバーのセキュリティ設定を表す表示が「インターネット」となっていることに気がついた人もいると思う。
私も以前から気がついていたのだが問題を起こす原因にはなっていなかったため、問題点としては見落としていた。
イントラネットをインターネットと間違えて判断している。
IE7がこの間違った判断を行っているために警告が出て処理が出来なくなる時がある。
色々試したところ、そのサイトを信頼するサイトとして登録するか、イントラネットの判断を自動ではなく設定することで回避できることがわかった。
しかし、なぜ判断を間違えるのかを調べていったところMicrosoftの技術情報でひっそりと問題を公開していることがわかった。
大きな問題のはずなのだが、問題が起こるような企業ではIE7を使っていないため、問題が表面化していないのだろう。
いつものことなのだがMicrosoftらしい対応だ。
以下はMicrosoftのサポートオンラインの情報です。
Internet Explorer 7 は、イントラネット Web サイトをインターネット Web サイトとして間違って認識します。

2バイト文字のユーザ名

計測器用に作られたソフトがWindowsXPにインストール出来ない。
“path or file not found” とエラーが表示されるだけで何が無いのかさえもわからない。
同じ XP pro でも成功するものと失敗する機器がある。
結局私のところに持ち込まれた。
出来の悪い、経験の浅いプログラマーのプログラムなのはわかるがあまりにひどい。
エラー表示の意味が無い。
いろいろと試してわかったのは漢字(2バイト文字)のユーザ名から作られるユーザプロファイルのフォルダ名がインストーラで処理できないのが原因。
外国製のフリーウエアなどではたまに見る不具合。まあ、日本で使うことを考えていないのであれば不具合とも言えないが、日本製のソフトなら論外の現象だ。
しかしWindowsXPではインストール時にデフォルトで日本語変換が立ち上がっているのでユーザ名を日本語で入れる人がほとんどだと思う。
日本語のWindowsXPのインストール時にデフォルトで日本語変換が立ち上がっているということは、XPでは日本語のユーザ名が標準ということなのではないのかな?
昔から2バイト文字のフォルダ名はいろいろと問題を起こす。
コンピュータ名も同様に問題を起こすことが多い。
英語圏で作られた仕様なのだから当たり前といえば当たり前。
私が常にユーザ名とコンピュータ名をアルファベットで入力するのは経験的に学んだからだ。
回避するにはAdministratorでログインしなおしてインストールするのが一番簡単。
この先のことも考えるなら新たなユーザをアルファベット名で作り、ユーザプロファイルをコピーしてしまえば今まで通りの使い勝手が確保できる。
英語圏で作られたプログラムでさえ、ほとんどのものは日本語名のフォルダに対応できているのに、日本で作られたものが対応できていないなんて。
ひょっとして最近流行の謎の中国人が作ってる?
でもCJK(Chinese Japanese Korean)は2バイト文字だったはずだな(^^;

Microsoft Virtual PC 2007

Microsoft Virtual PC は Windows および Mac OS X 上でPC/AT互換機の仮想マシン環境を構築するマイクロソフトのアプリケーションソフトウェアだが、ハードウェアとしてのPC環境を仮想的(ヴァーチャル)に構築していることが特徴的だ。
私の仕事用ノートPCはアプリケーションの互換性からWindowsXPと2000をデュアルブートで動かしていた。
しかし再起動してWindowsを切り替える時間が早いとはいえもったいない。そこで今回このVirtualPCを試してみた。
仕事用ノートPCのスペックはCoreDuoT2500にメモリを1GB載せたもので、WindowsXPがインストールされている。
そのマシンにVirtualPCをインストールし、その中にWindows2000をインストールして動かしているが、動きは滑らかで速度にも問題は無い。
いろいろなページで「遅い」と書かれているので尻込みしていたが、やってみると快適そのもの。百聞は一見にしかずとはよく言ったものである(笑)
Microsoft Virtual PC 2007

IE内でExcelやWord文書が開かれてしまう

仕事で使っているシステムでIE内でExcelファイルが開かれて困ってしまった。
つい最近までWin2kだったから気がつかなかったのか、WinXPの仕様が変わったのかわからないが、IEの中のファイルへのリンクをクリックするとそのまま開かれてしまうのだ。
ファイルとして落としてから中身を修正して使いたいのに、システムの仕様で右クリックが殺されているのだった。
周囲で同じように困惑している人も多いようなのでMS社の仕様変更?
IEの設定で逃げられるかと考えてしばらく悩んだが、マイコンピュータの設定を変更することで対応できるとわかった。以下はその手順。
[マイコンピュータ]を開く
 ↓
メニュー[ツール]-[フォルダオプション]をクリック。
 ↓
[フォルダオプション]-[ファイルの種類]をクリック。
 ↓
[登録されているファイルの種類]欄で
 拡張子:「DOC」
 ファイルの種類:「Microsoft Word文書」を選択し[詳細設定]ボタンをクリック。
 ↓
[ファイルの種類の編集]
 -[同じウィンドウで開く]チェックをOffにするとアプリケーションが別に立ち上がって開かれる。
 -[ダウンロード後に開く確認をする]チェックをOnにすると「開く」「保存する」を選択するダイアログが出てくる。
そのあたりをお好みで選択し[OK]ボタンをクリック。
 ↓
[フォルダオプション]-[OK]ボタンをクリックし、[マイコンピュータ]を閉じる。

何度もOKを押させる会社(^^;

最近WindowsUpdateをやったWindowsXPユーザは気がついていると思うが、メディアコンテンツを表示するために、APPLET、EMBED、OBJECTなどのタグを使って書かれたHTMLを表示する時に、それらが書かれた個数分「OK」ボタンを押さなくてはならない。

単一や少数の表示ならマクロメディアの「アクティブコンテンツのアップデートに関する記事」を参考にして修正を行えば今までどおりに表示は可能だろうが、動的にコンテンツを表示しようなどとすれば、とんでもないプログラム修正が必要になる。

MS06-013 : Internet Explorer の重要な更新に含まれる修正が原因らしいが、どうも訴訟に敗れたMicrosoftが腹いせにやったなどの風評も耳にする。
まったくとんでもないことをやってくれたものだ。
今時のページでメディアを使ってはいけないというような、時代に逆行することをやる会社があるなんて。