exe ファイルが実行できなくなった

Windows 2000/XP で何らかの原因で exe ファイルの関連付けを変更してしまった場合、一切のプログラムが起動しなくなります。
次の手順で回復させることは出来るのですが、おそらくコマンドプロンプト( cmd.exe )も exe なので実行できないはずです。
[スタート]-[ファイル名を指定し実行] から command を実行します。
次のコマンドを実行します。
C:>assoc .exe=exefile
C:>ftype exefile=”%1″ %*
そういった場合には windows の起動前に f8 キーを連打して「Windows 拡張オプション メニュー」を起動し、「セーフモードとコマンドプロンプト」を選択して起動する必要があります。
次に Administrator を含むユーザー名が表示されるので管理者権限(administrators)を持つユーザーでログインして上記のコマンド打ち込むことで回復します。
こんな状態になった人のPCを修復するためにいろいろと調べるうちにひとつの共通点が見えてきました。p2pソフトをインストールしていたことです。ソフトが悪さをしたのかマルウエアがやったのかは定かではないですが、そのPCにも確かに入っていてスパイウエアも多数見つかりました。
なぜマルウエアがこのようなことを行うのかについてはこちらを参照してください。
Windows におけるファイルの関連付けを悪用するマルウェア【アダ被】