知床に行ってきました


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「ヒグマと共存するために~私たちにできること~」
ソーセージの話を知っていますか
コードネーム97B-5、またの名をソーセージ。・・・

こんな書き出しで始まるポスターが知床五湖の土産物屋の入り口にある。
観光客が投げ与えたソーセージが発端で人を恐れること忘れてしまったメスのヒグマの一生の話だ。
結果的に人に危害を加える可能性が高くなり射殺される。
おそらく直接的に殺した(殺さざるを得なかった)のはハンターであるが、彼女(ソーセージ)が殺される原因を作ったのはソーセージを投げ与えた観光客なのだ。

一緒にいた娘達にも読ませた。
もちろん彼女達は幼少のころから私と野山を歩いてきたのだから”ソーセージ”を投げ与えることも落としてくることもないだろうが、何気ないひとつの行動がきっかけとなって周囲の人や自然に影響を与えてしまうことを改めて考えてもらいたかったからである。

このポスターの記事が公式のページにないかと探してみたが見つからなかった。
もしも五湖を訪れることがあったら読んでほしい。
およそ40年前から3度目の知床で知った悲しい実話だった。

女房と結婚した6年前から北海道の岬制覇を目指してきて、最後の知床岬を制覇する前に愛犬Bettyは永眠してしまいました。
昨年まではいつもBettyが一緒でした。Betty、残念だったね。