犬のプーさん

昨日、市の里親の会(現在の名称はちがうかもしれない)に行ってきた。うちの猫2匹はこの会でもらってきた。3匹目は余市の農家の納屋で生れた猫だ。

その猫らが家に来た頃に飼っていたゴールデンが亡くなりそろそろ2年になる。気の良い犬で猫達の母代わりになってくれた犬だった。

ペットロスとも言えるような状態がしばらくあり、最近になってようやく「犬を飼いたい」と思えるようになってきた。妻と「次の犬は里親の会で」と話していた。


昨日の会は犬は2匹だけだったので、諦めて多数のかわいい子猫たちを眺めていたところ、品の良い女性2人が妻に「犬をお探しですか?」と話しかけていた。話の成り行きで携帯の写真を見せてもらった。白いテリアか何かのような犬が写っていた。「この写真、写りが悪くて、もっとかわいいんですけど」と話しながら、犬の生い立ちを伺った。動物禁止のマンションで飼われていて見つかり、保健所に持ち込まれたそうだ。秋も深まる頃で犬管理センターの檻では寒さで死ぬと判断され、ボランティア団体の方が引き取って育てているという。

とりあえず会ってみようというところまで話が決まった。妻とは「飼うことになると思うけどいい?」と了解をもらい、昼を挟んで午後一番に飼われているお宅へ伺った。何匹もの犬や猫を引き取っているということで汚れ放題だったが、短い尻尾を振りながら妻と娘と私に一生懸命に愛想を振りまいていた。

「ホワイトシュナウザーだということで、必要なら血統証も渡せると言ってました。要りますか?」「いいえ、必要ありません。うちで飼わせて頂きます。」というわけでその時からうちの犬になった。誕生日は不明とのことで5月22日が彼の誕生日になった。

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帰ったら猫たちは大パニック!ご対面でフリーズしてしまったチャト。飛び上がってカップボードの上から恐々覗いているトラ。背の毛を立てて尻尾を太くして威嚇するテト。その後は隙を見て全員2階へ直行だった。

その後すぐに娘達に頼んでシャワーを浴びさせ、真っ白い毛がまぶしいかわいい犬に変身した。長く汚れていたために色が変わっているところがあるが大変身だ。変色しているところは妻が切ってくれるという。足の爪も切らなくてはならないな。やってあげなくてはならないことがいっぱいだ。

今日はその2日目。妻は体操教室を休んで様子を見ると言ってくれた。先ほどメールしたらプーが寝ている隙にトラとテトは妻に甘えに来たらしい。チャトは相変わらず2階の隠れ家。少しづつでも慣れてくれているようにも見える。

さてさて何日くらいかかるだろうか。慣れて遊んでくれるだろうか。出来る限り手助けしてあげなくてはならないな。とりあえず健康そうには見えるが、週末には獣医さんへ行って健康診断をお願いしなくては。