ロードスター顛末記 その5

ようやくロードスターが家に来た。

走ってみて思ったのは、やはりスポーツカーとして生まれてきた車だということ。

ほとんどノーマル仕様なのだが、スポーツ感が半端でない。ほんのわずかステアリングを切れば、わずかにアクセルを踏めば、それだけで車の動きが変わる。楽しい車だ。

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スピードとエンジンの回転数はメーターを見れば想定しているものがわかるが、6千回転と130キロがメーターの12時にある。メーターの最上部に常用の一番上を持ってくるというのが常識だが、普通に考えると生活の中ではない数字なのだ。

勝宮さん、次の点検の時に電球を一つ交換してください。一番使うあたりが暗くなってる(笑)

乗って3日目。冬道というのもあるが、まだ数字的には控えめに抑えて運転している。それでも十分にスポーツできるのだ。

FRと知ってか知らずか、大きな四駆車の連中が後ろから煽ってくるが、控えめでも追い越すことができないどころかついてくることも出来ない。FRが雪道に弱いという迷信しか知らない連中にはわからないだろうが、大きな車四駆の車より小さなFRやFFの方が道路は安全に早く走れるのだ。
おまけにこいつはバランスがいい。走るために生まれたロードスターは、雪道の発進や深雪こそ四駆には勝てないが、普通の道のコーナーも停止もはるかに楽にこなすのだよ。
このあたりが車好きを気取っている「高い車が好き」「大きな車が好き」な連中の限界なのだ。そしてその車に乗る最重要部品はドライバーなのだ。峠に入ると車を知らない連中はバックミラーの向こうに消えていく。私はまだ慣らし運転中でかなり控えめにしてるのだけれどね。

早く雪が消えて春の陽気になってほしい。控えめに踏み込んでいるペダルを思いっきり踏み込んでみたい。1000kgで145馬力という控えめなスペックだが、楽しいドライビングは保証してくれるだろう。たぶん、年を食った私の限界ももう近いだろうし。

この後は、ハンドルとシフトレバーを好みというか、使いやすいものに交換予定。ナンバープレートもヤン車的ではないものに交換しなくては。

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