Accessで四捨五入する(追記)

以前書いた「Accessで四捨五入する」でAccess2000で66.55を小数点以下1桁で四捨五入した時に66.5になってしまう現象を”よしのすけ”さんに教えていただきました。
私のWindowsXP+Access2003では再現しませんでしたが、”よしのすけ”さんのWindowsXP+Access2000では四捨五入が上手く行かないそうです。
“よしのすけ”さんがいろいろと試してみたところ、下記のようにすると上手く行くと教えていただきました。Access2000から2003になっていろいろな部分で明示的に指定しないと上手く行かなくなったり逆だったりしています。おそらくこれもそのひとつなんだと思います。
Access2003でも正常に機能することが確認できましたので、こう書くほうがAccessのバージョンに左右されないのだと思います。
“よしのすけ”さん、ありがとうございます。

Public Function roundy(x As Double, s As Integer) As Double
Dim t As Integer
Dim u As Double
t = 10 ^ Abs(s)
If s > 0 Then
u = x * t + 0.5
roundy = Int(u) / t
Else
u = x / t + 0.5
roundy = Int(u) * t
End If
End Function

ecoって宗教だったんだ

少し前にジョークのつもりで言って自分自身納得した言葉。「ecoって宗教」
宗教には申し訳ないたとえだが、まさに的を得ていると自画自賛している。

ecoなことを「行う」ことが目的で、本当に環境のためになっているかは見えていない。信じて行っているだけで疑って考えていないからだ。

本当はある結果を目指して、そこへ辿りつくための手段が多々あるはずなのだが、行うことが目的になってしまっているためだ。
よく周囲で聞く「再生紙を使わなくてはならない」「白色度70%以下を使いなさい」「白い紙を使うと”今時”みたいに言われる」が良い例だ。

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原子力発電について思うこと

今回の震災で原子力に対する非難と反対が声高く叫ばれています。事故については非難されるべきでしょう。確かに今回の事故はなんとしても避けなければならなかった事だと思います。

私は原子力推進派ではありません。最近まで材料関係の開発を行ってきた技術屋なので技術的には門外漢です。しかし技術屋なのでヒステリックに反対のみを叫ぶことはできません。

もう20年以上前に「原子力は必要なのだろうか」と友人の技術屋と何度も話したことがあります。当時と今では状況は変わってはいますが、今でも当時と同じ意見を持っています。「今は無くてはならない」です。

ここに2つの数字があります。日本国内の発電量の統計です。

【発電所による発電量】
火力 134.9ギガワット(59.1%)
原子力 48.8ギガワット(21.4%)
水力 43.9ギガワット(19.2%)
その他 0.5ギガワット(0.2%)
計 228.1ギガワット
資源エネルギー庁 電力調査統計 発電所認可出力表 (平成22年12月)

【自家発電による発電量】
火力 53.8ギガワット(89.2%)
水力 4.4ギガワット(7.3%)
風力 2.1ギガワット(3.5%)
計 60.3ギガワット
資源エネルギー庁 電力調査統計 発電所認可出力表 (平成22年9月末)

原子力の発電量を見て「2割なら節電すれば無くてもいいじゃん」という見方もあるでしょう。2割という数字だけ見れば、今現在はそれも正しいかもしれません。
注目しなくてはならないのはその上の火力です。石炭・石油・ガス等の化石燃料を燃やしているのが火力発電です。

化石燃料はもう枯渇するのが見えている資源であり、燃やす以外に繊維やプラスチック製品などの石油製品類にも使われています。
さて燃やし尽くしたら次はどうしましょうか。また、燃やして生まれる二酸化炭素などはどう処理したらいいのでしょうか。

「代替エネルギーの風力や太陽光がもう実用化してるじゃないか」という人もいるでしょう。確かによく目にするようにはなりました。
ではどれくらいのシェアを持っているか考えたことはありますか?
また、風任せ天気任せの供給が不安定なエネルギーに頼ることの怖さは考えていますか?

自然エネルギーと呼んでいる地熱発電、風力発電、太陽光発電は前のデータの【発電所による発電量】の「その他」に分類され0.2%しかありません。

現在私達が目にする風力発電の多くは前のデータの【自家発電による発電量】に分類され3.5%に過ぎず、全体の0.7%でしかありません。

この読売の記事にもあるように未だ発展途上の技術なのです。
『燃料電池、停電時使えず…太陽光も発電量不足』Yomiuriオンライン
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110330-OYT1T00539.htm

「石油が無くなる頃には代替のものが出来あがってるさ」と言って笑い飛ばしますか?

私の「管理を強化して安全性を高めて次代のエネルギー技術を確立できるまで使い続けなければならない」という考え方は間違っているのでしょうか。

Vistaと7でJIS2004対応フォントを使わない選択

先日書いた1点しんにょうと2点しんにょうはこういうフォントとして見える。これが問題になるかどうかは個人や組織の中での判断になるだろう。
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ステムなどの互換性のためにXPを選ばざるを得ない企業も多いとは思う。XPであれば標準の文字セットはJIS90だが互換フォントを入れることでJIS2004も選択できる。
現在は企業用Vistaや7のモデルを買うことでXPへのダウングレードサービスを選択することが出来るが、これもいずれ終了する。そうなるとJIS2004文字セットを使わざるを得ないのだろうか。
マイクロソフトの2009年7月のニュースリリースでJIS90互換フォントパッケージの提供はWindows7までで次期OSでは完全にJIS2004文字セットに移行するという発表があった。
逆に言うと現在売られているVistaや7であればJIS90文字セットという選択も可能なのである。インストール用プログラムのダウンロードはここで出来る。
Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で旧 JIS90 文字セットを使用する方法
インストールされているかの確認は「プログラムと機能」の「インストールされた更新プログラム」で「MS Gothic and MS Mintyo JIS90-Compatible Fonts (KB927490)」が表示されているかを確認する。
何年か後に7の次のOSを選ばざるを得なくなった時にはJIS2004文字セットを使わなくてはならないが、それまでに心構えや対応は出来るのだろうか。うちの部署は無理そうな気がする。現在JIS2004文字セットにしてしまったマシンに対する対応を行うことが出来ていないのだから。

またJIS2004対応フォントにやられた

出来上がりのPDFファイルとそれの内容のチェック用リストが入ったExcelファイルを送っておいたら電話が来た。「誤字がある」と。
聞いていくと「辻」の字がExcelでは”しんにょう”に点が2つで、PDFは点が1つだというのである(^^;;;
ここまで読んで「なーんだ」とわかる人は読む必要はありません。
簡単に言うと彼はWindowsXPのWindowsUpdateの追加選択の中のJIS2004対応フォントをインストールしていたために、彼はExcelの中でJIS2004の文字を見ていたわけです。PDFはフォントを埋め込んであるため、私が使っているJIS90の文字を表示しています。
うち社内の標準はWindowsXP+office2003なのでJIS2004対応フォントは必要なく、入れると周囲と整合性の無い環境になるのです。
Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージについて
このページの冒頭にこういうふうに書いてます。「本フォント パッケージは、Windows XP または Windows Server 2003 のフォント環境 (JIS90) を、Windows Vista のフォント環境 (JIS2004) に揃えるためのものです。」
でも言いたい本当のところは、自分達の年代で「辻」の点は1個だよね、2個で疑問に思わないの?、ということなんです。
これで2回目ですよ!まったく!

プロキシ認証が必要な環境でカシミール3Dを使う-2

以前にFieldNoteの方でカシミール3Dでプロキシ認証を通す話題を書いたが、使うソフト自体が重く動作が鈍かった。
昔使ったことがあるプロキシミルトンというソフトが作者が亡くなって消えたと思っていたのだが、有志の方の努力で生き残っていることがわかった。
Proxomitron-J http://proxomitron.sakura.ne.jp/
【設定】
1.左下のBypassボタンを押す。
2.右側のProxyボタンを押す。
3.External Proxy SelectorウィンドウでAddボタンを押し”アドレス:port”で入れる。
4.プルダウンメニューを右クリックしAdvanced proxy settingsを開く。
5.Send username and password to proxyにチェックを入れusernameとpasswordを入力。
【ソフト(カシミール)側のプロキシ設定】
○ proxyサーバーを”localhost”、ポート番号を”8080″に指定。
他のソフトでも同様。

Windows XP が起動後に遅い

現象1:WindowsXPが起動してデスクトップ画面が表示されてからもディスクアクセスが続き時間がかかる。
現象2:WindowsUpdateで検索中に 0x80248013 のエラーが出る。
などの現象が起こる場合、DataStore フォルダで内容の整合性がとれていない可能性があります。
その場合には DataStore フォルダ内の履歴を一度削除することで改善される場合があります。履歴なので間違えて違うものを削除しない限り害はありません。
手順は下記の通りです。
現象2の場合は DataStore フォルダ内のファイルが数百メガ程度ある場合もあると思います。
1.[ファイル名を指定して実行] で services.msc を実行
2.Automatic Updates を停止
3.[ファイル名を指定して実行] で %windir%SoftwareDistribution を実行
4.DataStore 内のファイルを全て削除
5.[ファイル名を指定して実行] で services.msc を実行
6.Automatic Updates を開始

小樽AKY48プロジェクト

昨日振り替え休日を利用して「第1回小樽AKY48プロジェクトミーティング」なるものに出席してきた。まずH/N「潮」さんが作った資料に圧倒され、出席している面々に度肝を抜かれ、実食した「じょっぱり亭」の焼きそばの量にノックアウトされた(笑)

「潮」さんの資料の別紙には各地のご当地グルメの特徴がまとめられ、「小樽あんかけ焼きそばPR委員会」委員長の高田氏のお話でも他のご当地グルメの決め事(ルール)に対する検討が語られていた。

まだ立ち上がったばかりで手探りの部分も多いのは事実だが、市民のアイデアも取り入れてもらえるという高田委員長のお言葉もあったので、市民からもいろいろな意見を出し合って小樽を盛り上げたいと思う。

今後は新聞にも取り上げられたPR委員会のからみで、TVでも小樽のあんかけ焼きそばが取り上げられるとのことで、「小樽」といえば「あんかけ焼きそば」といった連想も多少は期待できるだろう。

まずはその口火を切った「潮」さんの小樽AKY48プロジェクトに拍手を送りたい。

雪かきボランティア

「小樽を何とかしたい」といグループが一人暮らしの老人宅などの雪かきボランティアをはじめた。

昔であれば近所の家で困っていることがあればお互いに助け合うというのは当然のように行われていた記憶があるが、今は町内会の集まりに集まる人も少ないように近隣の結びつきが希薄になっている。

私の所属する町内会は市の中でも若い町内会であるが、行事を運営するメンバーが入れ替わることなく高齢化し、この先いつまで活発な活動を続けていけるか疑問な面もある。

高齢化の進む小樽の中で、昔であれば近隣が受け持っていた役を、小樽という少し大きな枠組みの中で考えて助け合うことができるとすれば、少しは先行きが明るくなるだろう。

今日の雪かきには仕事が入っていて参加できなかったが、次回は是非参加しようと思う。

「小樽を何とかしたい」の雪かきボランティア

どうも世の中には「ボランティアとは名を告げず行って消える」みたいでなくてはと言う人もいるかとは思いますが、所詮、賛同者や協力者が居なければり立たないのは事実。宣伝して賛同者を集めることが必要です。

そんな野暮なこと、わかりきっていること言う野暮はなしで力を貸していただけるとうれしいです。出来れば地元の町内会活動にも参加をお願いします。おそらくそれが最小規模の「社会貢献」です。

私の理想は「やってから言う。やらずに言ってはいかん」です。だからいろいろと実践しようと頑張ってます。

サポート日記の笹本氏

パソコントラブル出張修理・サポート日記」というブログを開設しているオフィス・オービットの笹本氏が亡くなられた。
私のような仕事をしている人なら笹本氏のブログの情報には一度はお世話になっているだろう。
自動更新と思われる最後の書き込みは「皆様のご多幸をお祈り申し上げます。さようなら。」と結ばれており、何があったのかと心配していた人も多かったようだ。
私もその一人だったのだが、年末からのセキュリティ関係の情報をと思い「セキュリティホールmemo」を見ていて笹本氏の件を見つけるに至った。
氏のご冥福をお祈りしたいと思います。