投稿者「g3otaru」のアーカイブ

また大嫌いな聞屋の記事

「イカロス」(6月18日北海道新聞社 卓上四季)

全般的には好意的な記事なのだが結びの段落の中にこういう文がある。「太陽の光で進む帆船の計画が、向こう見ずだと思えなくはない。」
記事全体として好意的に読めば読むことも出来るが、この一文に記者の気持ちが見え隠れする。

人の言葉を都合よく切り取って批判している側の人間なのに自分の言葉が切り取られることには考えも及ばないのだろう。
前後の文章から考えても記者の正直な気持ちを書いてしまったと読める。好意的に書かなくてはと書いていたがやはり自分の気持ちを書いてしまったようだ。
こういう程度の低い文を朝から読んでしまったことを後悔している。

太陽からの風(The Wind from the Sun)

「イカロス「順光満帆」、宇宙で帆広げる 加速を検証へ」

この記事を見てアーサー・C・クラークの「太陽からの風」(The Wind from the Sun)を思い出した。途方もなく大きな帆に太陽光を受けて宇宙空間を疾走する太陽ヨットレースを描いた氏の1972年の作品だ。

出版社の記録を見ると日本での出版は1978年とあるので、その年に新刊を買って読んだはずだ。
地球を何周かして加速し、地球の重力圏を離脱して月へ向かうレースを題材にしている。
ストーリー的には余り印象はないが、操船する様子とメカニカルな部分が印象に残っている。

もう30年以上前に読んだ作品だが、途方もない夢物語ではあるがいつかは実現するだろうと漠然と考えていた。

なんとその技術が私が生きているうちに実現しようとしている。(レジャーとして使えるものになるまでにはあと何十年もかかるだろうが)
この夢物語の中の技術を実現しようとしている技術者の方々に拍手を送りたい。

なんとも、また・・・

長崎ちゃんぽんのリンガーハットが長崎でドライブスルーの店舗を展開するらしい。

読売新聞の記事だ。「リンガーハット、ドライブスルーで本場進出

笑えるのはこの記事を書いた記者はリンガーハットが長崎の料理屋が始めたものだということを知らないことだ。
別にどのファミレスがどこから出てきたか知らないのはどうでもいいことなのだが、「東京の企業がちゃんぽんで本場進出?」的な書き方をするのにも下調べも行っていない。これは今のマスコミ全般に言えることなので、特に読売の記者がどうとかというわけではないのだが、私的には「なんとも、また・・・」と苦笑してしまったわけである。

WindowsUpdateの履歴の確認

WindowsUpdateやMicrosoftUpdateのページで履歴を表示して見ることもできるが、何ページもあって探したい更新を見るのが大変だったり、何度も進んだり戻ったりと時間がかかる。
テキスト形式のデータが存在しないか探して見たら見つかった。
テキストなら目的のKBナンバーなどで検索できるので便利。
下記の場所にテキスト形式のログファイルがある。
C:WINDOWSSoftwareDistributionReportingEvents.log
下記のように更新を行った手段もわかる。
WindowsUpdate
MicrosoftUpdate
AutomaticUpdates
SelfUpdate

twitterやめました

「internet入門」の方に「はじめました」と書きましたがやめました。
どうも性にあわない。
仕事中につぶやき続ける奴。病気で休んでいるはずなのにつぶやいている間は元気な奴。
暇なのは別にどうでもいいのだが、どう見ても常軌を逸してるとしか思えないのが多い。
つぶやくのも見るのも暇な若者に任せます。
暇はそこそこあるけれど、それよりもやりたいことの方が多いので。

西村 計雄(にしむら けいゆう)美術館

50の声を聞くまで出会えなかったことが悔しいと思える画家です。昨年11月に初めて妻と行った時にもこのブログで書きましたが、新聞で常設展示が春から夏の「百花繚乱」に変わったことを知り、また訪れました。本当に何度でも見に行きたい美術館です。(年間パスを作ってくれないかな)

線と面(色)で空間・光・風を見事に表現している絵はため息が出るほどです。

1909年北海道小澤村に生れ、2000年に東京のアトリエで逝去するまでに数多くの作品を遺している画家ですが、なんと2000年に亡くなる1週間前まで制作していたというのも驚きです。その最後の絵は1990年代に入りお菓子の箱や木などをカンヴァスにして描き始めた「箱絵」です。ゴミ捨て場にまだ使えるものが捨ててあることに対する画家なりの主張なのでしょう。箱絵を描く事について「画家は貧しいから・・・」という言葉が残っていますが、フランスでは勲章や表彰を数多く授与された方です。最後まで貧しい時代を忘れず周囲にも感謝の心を忘れなかったということなのでしょう。この最後に描かれた箱絵は「復元アトリエ」に展示されています。

映画「グラントリノ」を見た

頑固な偏屈じいさんと東洋人の子供のふれあいと、その子供の成長を描いている。。。と言えなくも無いがその実は今の世の中を皮肉一杯に批判しているように見えた。

見始めてかみさんと「これが頑固じじい?」「いや、普通だと思う」という会話があった。おそらく爺さんを怒らせている周囲の人間は日本にも”普通”にいる人種だ。私の周囲にもたくさん居る。クリント・イーストウッドは何を言いたかったのだろう。朝鮮戦争で犯した罪に対する反省?暴力反対?

たぶんどちらも違う気がする。彼が言いたかったのは「主人公は頑固ジジイでもなく偏屈ジジイでもない」ということなのだと思う。そう、彼は正しいのだ。それが監督の伝えたかった答えなのだと思う。

rotring社のトリオペン

ドイツrotring社のトリオペンという日本製でいうとシャーボのような製品がある。さすがにロットリングと思わせる握りやすさと書き味で、高級品ではなく日常の道具としての魅力がある。

しかし小樽のような地方都市は文房具屋が最近無くなりつつあり、替え芯を手に入れることが困難になっている。「通販で買えば?」というご意見もあるが、たかが80円程度で買える日常のものに送料を払うのには抵抗がある。そこで文具屋の店員さんから聞いた代用品についてここにまとめておく。自分用の備忘録だ。

本体および純正部品
ロットリング 複合筆記具 トリオペン 502 710 ブラック
ロットリング ボールペン替芯 ショートタイプ

おそらく純正品のボールペンは0.7mmなのだろうが、パイロットを使うことで0.5mmの極細から1.0mmの太字まで使えるのもありがたい。

代用品(国産)
セーラー万年筆 ボールペン芯 18-0103 マルチペン用 単品
パイロット ボールペン芯 BRF-8 10本入り

こういった代用品についての知識がある店員さんが減ってきていることも事実だ。ただのバイトに毛が生えた程度の店員しか居ない店は悲しい。

我が家流ハーブチキン

ハーブチキンはレシピ、調理方法ともいくつもあると思う。
我が家流ハーブチキンを紹介したい。
妻が作り続けてきたものにあちこちで見聞きしたポイントを加えてきたものである。

    【材料】

  • 鳥むね肉(もも肉ではなくむね肉)
  • ローズマリー,タイム,バジル等お好みで
  • 南の極みの塩(海塩なら何でもいいけど「南の極み」は安くて美味しくて五つ星です)
    【手順】

  • 鳥むね肉は完全に解凍した後にハーブと塩を適量すり込む。この時に縮んでいる皮を引っ張って伸ばす。
  • そのまま放置して完全に室温になるまで待つ。
  • ポイントは【もも肉ではなくむね肉】【完全解凍する】【肉は室温に】です。
  • フライパンを温めて中火くらいで皮の側を焼く。
  • 蓋をして焦げ付かない程度に火を調整しながら皮がパリパリになるまで焼く。
  • この時にペーパータオルで油を吸いながら焼く方法もあるが、この汁を残しておくと美味しいソースになる。
  • 次に反対側に焼き目を付ける。
  • 次に蓋を外して水分を飛ばしながら両面を焼く。
  • 竹串を刺して薄く血が出るくらいで焼き終えるのがベスト。
  • フライパンに入れたまま手で持てる位になるまで待つ。
  • 冷めたら包丁で5mmほどの削ぎ切りにして皿に盛り付けて出来上がり。

塊肉なので余熱で大丈夫です。切った時に切り口がほんのりとピンクがかったくらいがベストです。そのあたりの火加減は何度かやらないと出来ないと思います。

ワインでも何でも酒に合います。
完全に冷めてから切るとチキンハムのような食感になりますので弁当のおかずにもOKです。
味が薄かったらマジックソルトなどのハーブ塩を付けながら食べると良いと思います。うちのハーブ塩は自家製のハーブをたくさん使った自家製です。
フライパンに残ったソースをかけても美味しいです。

倉敷市のスタミナ納豆

ケンミンSHOWで「倉吉市周辺に住む鳥取県民は、給食の『スタミナ納豆』が大好き!?」と紹介されていたスタミナ納豆が気になり、鳥ひき肉を土曜に買っておいたのだが、日曜のちゃんこ鍋の具になってしまった(笑)
昨日、妻がリベンジするべく鳥ひき肉を買って来て作ってくれた。

本来のレシピでは、鶏ひき肉、ひき割り納豆、和風だし、ごま油、砂糖、生姜、酒、にんにく、タバスコ、青ねぎなのだが、妻が作ったのは私の好みに合わせて思いっきり余計なものを省いたものだった。(砂糖甘いものと味の素味が大嫌いです)
鶏ひき肉、ひき割り納豆、おろし生姜、南の極みの塩、タバスコである。味付けは塩で控えめにして、少し多めにタバスコを入れたようだ。

思いっきり旨い!ひき肉えらい!南の極みの塩えらい!